2020.08

福島大学お米プロジェクト Supported by Samantha Thavasa Japan Limited

東日本震災から約9年、被災した子供たちが大学生となり半世紀ぶりに新設された
福島大学“食農学類”での学業を通してサマンサタバサジャパンリミテッドで働く女性社員と共に
農業、そして復興への新しい取り組みをスタート!一年かけて創り上げた福島産の日本酒&スイーツが発売!

約半世紀ぶりに新学部“食農学類”を新設した国立大学法人福島大学の学生と共に、2019年4月に「福島大学お米プロジェクト」を始動!

新設された“食農学類”は農業だけにとどまらず農業の先にある可能性まで追求する学部で、東日本大震災から約9年、当時10歳だった子供たちも進学しています。

農業、そして復興について学生たちが自ら学び考える姿に未来の農業への大きな可能性を感じ、サマンサタバサジャパンリミテッドは全面的にサポートさせていただく運びとなりました。

2019年4月、第一回プランニングカンファレンスにて「日本酒離れが懸念されている現代の若者に、手に取ってもらい日本酒の魅力を知ってほしい」という学生と社員の思いから、“かわいい日本酒造り”をコンセプトに掲げました。

5月には、福島の水田にて農家の方々のご協力のもと、原材料となる酒米の田植え、9月に稲刈りを行いました。

その後、11月には有限会社 金水晶酒造店の協力のもと日本酒の仕込みを実施致しました。

また、日本酒に合うスイーツとしてバウムラボ樹楽里(バウムラボキラリ)のご協力のもと、日本酒に使用しているお米を使ったグルテンフリーの米粉バウム“ふくしまピーチバウム”を開発。

福島産の桃を存分に使用したピンクカラーのオリジナルバウムクーヘン。そしてついに、約一年間かけてボトルデザインやパッケージデザイン、フレーバーや食感など自分たちで考え、創りあげた日本酒&スイーツが完成。

2020年2月サマンサタバサアニバーサリー 東京スカイツリータウン・ソラマチ店にて学生、社員自ら店頭に立ち日本酒の魅力を発信しました。

販売から約2か月という期間で、製造本数3,000本が酒蔵である金水晶酒造店より完売。

日本酒の売り上げの一部、177,645円を2019年に大きな被害をもたらした台風19号、また新型コロナウイルス感染症により被害を受けている酪農、農家の方々にJAグループ福島を通して寄付させていただきました。

新型コロナウイルス感染症拡大に伴い、サマンサタバサ社員は福島で開催されている寄付金授与式にオンラインで参加をさせていただきました。

サマンサタバサグループは、今後も地域活性、復興支援、サステナブルな取り組みに全力で取り組んで参ります。