2019.12

サマンサタバサグループの環境問題への取り組み

サマンサタバサグループは25周年を迎え、これまで以上に社会・環境問題に対して積極的に取り組むことをグループの指針として掲げています。サマンサタバサグループでは約2,000人の社員が働いていますが、社員一人ひとりが環境問題へ当事者意識を持って考え、行動することを推進しています。身近なところからアクションを起こすことをモットーに、2019年11月より、石灰石から生まれた「LIMEX名刺」の導入を開始しました。
「LIMEX」は、日本でも100%自給自足できる石灰石を原料とし、炭酸カルシウムなど無機質を50パーセント以上含む、無機フィラー分散系の複合材料であり、紙・プラスチックの代替となる日本発の新素材。

LIMEXの紙代替製品は、塗工印刷用紙と比較して、大量に消費する水を削減できます。
また、紙をつくる原料に必要な木材パルプを一切使いません。
石灰石約0.6t〜0.8t、ポリオレフィン樹脂(ポリプロピレンなど)約0.2t~0.4tで、紙の代替製品がつくれます。
消費量の一部を、木を使わず、水を汚さずにつくるLIMEX由来の紙代替製品に置き換えることで、地球環境の保護につながります。

サマンサタバサグループは、今後もCSRの一環として、環境保全対策に寄与する活動を展開してまいります。

≪FACTS≫
「 水 」・・2050年世界の40%の人が水ストレス、水不足に直面すると言われている。
「 木 」・・100年後に世界の主要な森林が消失すると言われている。
「石油」・・世界の原油埋蔵量は、あと50年保てないと言われている。

≪LIMEX名刺の受賞歴≫
国内外のデザインアワードを受賞LIMEX名刺は、世界三大デザイン賞のひとつ「レッドドット・デザイン賞 プロダクト・デザイン2018」を受賞しました。また、2017年度グッドデザイン賞(応募デザイン4,495件)の受賞作品の中でも、さらに特筆して優れた100件に選ばれ、(グッドデザイン・ベスト100)2017年度に選ばれた中小企業のグッドデザイン賞受賞対象の中で、製造業または情報・サービス業のデザインとして特に優れていると認められたグッドデザイン特別賞[ものづくり]を受賞しました。