2025.10.15
第2回 南三陸わかめ羊Project 特別授業の開催
2023年よりスタートした「南三陸わかめ羊Project」の取り組みの一つとして、
2025年10月1日(水)に南三陸町立名足小学校5年生3名と6年生6名、南三陸町立伊里前小学校の14名、計23名に向けた特別授業を実施。
特別授業では、「南三陸わかめ羊Project」での皮から革への取り組み、サマンサタバサのブランド・商品特性の紹介を行い、「南三陸わかめ羊Project」を通して、 “こんな商品が欲しい”というモノづくりの楽しさを体験してもらいました。
また、南三陸わかめ羊の皮を革加工したベースに、好きなパーツを選び、オリジナルのデコレーションチャームを作成。

授業には、本プロジェクトに携わっていただいている、NPO法人さとうみファーム代表理事 金藤 克也氏にも参加いただき、「南三陸わかめ羊」をはじめ、さとうみファームについて紹介いただきました。
さとうみファームの特別授業の中で、南三陸わかめ羊へのエサやりも実施。ふれあい体験も行われ、和やかな雰囲気に包まれた授業となりました。

南三陸町立名足小学校の6年生には、9月22日(月)に事前オンライン授業を開催した際の課題だった『南三陸わかめ羊の取り組みを通して考える、サマンサタバサの商品企画』のプレゼン会を行ってもらいました。


想像力豊かな自由な発想、地元である南三陸町を象徴とするアイテムまで、
沢山の想いに包まれた様々なクリエーションが生まれました。
特別授業を通じて、地元産業への理解を深め、命の大切さを学ぶ。
町と企業が1つになり未来へと繋げていく取り組みになりました。
【南三陸わかめ羊Projectとは】
宮城県北東部の三陸海岸南部に位置し、2011年3月11日の東日本大震災で大きな被害を負った南三陸町。南三陸町で「南三陸町の魅力」を発掘し、新しい「何か」を発信している「さとうみファーム」には、海のミネラルたっぷりの南三陸産わかめを食べ、愛情たっぷりに大切に育てられた『南三陸わかめ羊』がいる。「さとうみファーム」で育つブランド羊『南三陸わかめ羊』は月に数頭しか出荷されず、銀座の料亭や高級レストランなどで提供されている。ジンギスカンとしても人気で希少価値の高い『南三陸わかめ羊』の皮部分は、 現状では廃棄せざるを得ない環境にある。その『南三陸わかめ羊』の皮を生地に加工し、サマンサタバサのアイテムとして生まれ変わって誕生させ、南三陸町の産業の活性化に繋げている。
南三陸町、さとうみファーム、サマンサタバサの3者によるプロジェクト。2023年秋より取り組み開始。